一級塗装技能士とは

塗装業を営むために、資格も許可も必要ないことをご存知ですか?

現在、塗装業というのは資格がなくても誰でも始められる業種です。これが塗装に関するトラブルが発生する原因の一つだと考えます。選ぶ業者によって仕上がりや塗装代金が全く変わってくるからです。


塗装技能士って?

塗装技能士資格の試験では、「木工塗装作業」、「建築塗装作業」、「金属塗装作業」、「噴霧塗装作業」、「鋼橋塗装作業」に分かれています。

塗装技能士は、特級、1級、2級、3級とありますが、上位になるほど受験資格が厳しくなります。
1級・・・実務経験7年以上
2級・・・実務経験2年以上
3級・・・実務経験6ヶ月以上

1級試験を受けるのに実務経験が7年必要になります。試験は実技試験と学科試験の両方がありますので、この資格を持っている人は実技も伴っているということになります。また、それだけの期間塗装業を続けられた人ですので、経験があり信頼度も高いです。1級試験の合格率は50%ほどです。

もちろん、資格のない方でも優れた技術をもつベテラン職人さんもいらっしゃいますが、数ある業者の中から塗装業者を選ぶ時、塗装技能士がいる会社どうかは、判断材料のひとつにできます。