外壁塗装で失敗しないために

初めての外壁塗装、、、失敗しないために、まずはこちらをご覧ください

001 こんにちは。「造研 外壁塗装リフォーム事業部」リフォームアドバイザーの川村康将です。
ホームページをご覧いただきありがとうございます。
造研では昭和25年開業の有限会社和田塗装工業所の頃から品質にこだわった塗装リフォームを低コストで実現してきました。現在では、お客様の高まるご要望に応えるべく、光職触媒塗装・ガラスコーティング塗装・断熱塗装と最新の塗装技術をご提供いたしております。
更に、外壁の張替え・屋根の葺き替え・防水工事等も合わせ、お客様ごとに最適のご提案を日々行っております。

塗装会社さんを選ぶ際に必ず抑えて頂きたいこと。

私が住宅の外壁に関わるようになってから、本当にいろんなお宅を見てきました。その中で、その家にとってよくない工事が行われていることも多々あり、その度に胸が痛みます。
お客様の中には「塗装工事を考えているのだけど、何処に頼んだら良いのか分からない。」という方も多いかと思います。だからこそ、最近では複数の業者さんに声を掛けて、相見積もりで比較検討する” 方が増えているのだと思います。実際、私がお伺いするお宅もこういったケースが増えてきています。
ただ、そこから先にどういう基準で選べばよいのか、明確に理解されている方はほどんどいらっしゃいません。同じお宅でも、業者さんによって見積もり金額は結構幅がありますが、「どうしてこんなに金額に差があるのだろう??」と悩み、値段だけで決めてしまう方も多いのではないでしょうか。
造研では、特にお客様とのご契約前でのお打ち合わせを重要視しております。
お客様に、外壁塗装でイメージと違うといったありがちな失敗をして欲しくないからです。
そこで、最低限お伝えしておきたい、注意点をお伝えします。

”見積書”で分かる、塗装会社さんの選び方

mitsumori 私は、塗装会社を選ぶ際の失敗しない1つのポイントとして”見積書”を挙げます。
見積書には、お客様に対して、誠実に工事の内容、金額の内訳を伝えるかという、その会社の姿勢が現れると思います。もちろん、見積書だけですべてが信頼できるわけではありませんが、最低限見積もりの段階で、不明な点をごまかすような会社はおススメできません。塗装会社を見比べる際に以下の点に注意すれば、間違いのない業者さん選びに一歩近づけるのではないかと思います。造研では、お客様に分かりやすいよう項目・内訳を明確にしています。


①使用する塗料の商品名が具体的に明記してあるか?

003 最近主流になっている“シリコン塗装”。一口にシリコンといっても 品質・価格は様々です。工事に掛かる手間(人件費)はどの業者さんも大差ないはずですから、中には品質を考えずに安い材料を使って見積もり金額を落とす業者さんもいるようです。


②3回塗りは当たり前!!

12052921-thumb-224x168-58 建物を保護する役割の塗装工事ですが、時間の経過と共に劣化を起こすため 定期的に塗替えが必要となります。塗装の寿命は塗膜の厚みで大きく変わるのですが、「お父さんの日曜大工」的なペンキ塗りでは適正な膜圧は確保出来ません。下塗り(シーラー剤)の後に一度塗っただけでは(いわゆる2回塗り)塗り替え直後はピカピカでも当然寿命は短くなり、結果的に高い買い物となってしまいます。下塗り+上塗り2回(中塗り+上塗りとも表記します)が大前提です。

③カラーベスト(スレート)屋根の塗り替えで“縁切り施工”が見てあるか?

最近では屋根材にカラーベスト(スレート)を使っているお宅が非常に多いです。
当然、壁と同じように塗り替えが必要になるのですが、塗り終えたあとに 縁切り施工をせずに完了してしまう業者さんがいるそうです。
これをしないと後々雨漏りの原因になってしまいますので、必ず確認して下さい。

④現場調査はどのようにされたか?

これは見積もりを提出する前の段階のお話ですが、実はここが 一番重要なポイントではないかと個人的には思っています。
医者が患者さんへの診察を丁寧に行なわずに、適当なお薬を処方しても 病気は治らないのと同じ事です。
上辺だけの専門知識のみで分かったつもりになって調査を終えてしまえば、適正なご提案は期待できません。
調査対象の家が変わっても抑えるべきポイントは限られます。
それらを踏まえ、正確な現状把握をする事が適正な見積書の作成、 適正な施工計画に繋がるのです。
ちなみに、私が現場調査をする際に遵守しているポイントを お伝えしたいと思います。


<㈱造研 川村が現場調査で必ずチェックする項目>

◎外壁部 004 005 006 ・現在の塗膜に剥がれやクラック(ひび割れ)はないか?  
  ⇒下地調整の際、適切な処理が必要となります。
・壁面に膨れなどはないか?
  ⇒壁内に入った水を下地材が吸収し、変形してしまう事があります。壁の正面を見ただけでは見つけ難い為、横から壁の通りを確認します。
・サッシ廻りやサイディング目地のシーリングは劣化していないか?
  ⇒経年劣化で痩せ細ったり、弾力性を失って硬化していないかを見ます。
・軒天に黒い染みなどはないか?
  ⇒特にベランダ床の防水が切れていたりすると、下の軒天に水染みが出る事がよくあります。
・竪樋はキチンと固定されているか?
  ⇒歪んでいたり、金具が外れ掛かっていたりしていないかを見ます。

◎屋根部 ・足場の無い状態で細かい調査は難しいですが、出来る範囲で確認し、想定出来る事は予めお伝えしています。
  ⇒例えば以前に雨漏りをしたお宅であれば、箇所を把握しておいて屋根に登った際に確認出来るようにしておきます。

◎外周り部 ・足場を組むにあたり、隣家との境やエアコンの室外機の場所、カーポートやテラス屋根などの付帯 設備の位置や大きさなどを確認します。
・工事中にお客様の車が問題なく駐車出来るかや、家の周りに植えてある植栽をどうしたら傷めずに 済むかなどを確認します。

これだけの事を調査するのですから、20分~30分で済むはずもありません。
極端に調査時間が短かかったり、具体的に何処の何を見ているのかお答え出来ないような業者さんは、必然的にお客様へのご提案にも疑問が残ります。
相見積もりで施工会社さんをお選びになる際は、金額だけでなく調査の内容もしっかりと見定める事をお勧め致します。

「費用が安い業者さん」ではなく、「費用が安くて信用できる 業者さん」を 是非、お選び頂けたらと思います。
その他、外壁塗装に関しての不安があれば、川村までご相談下さい。